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ドゥロワーの引き出し

2010年の区切りの良い年に独立起業いたしました。20年間携わってきた自転車業界で得た知識をフル活用し、次の自転車業界のための人材を育成しようとたくらんでいる「ドゥロワー」の日々を徒然なるままに綴ります。

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リスクを学ぶ大切さを知ってもらいたい

みなさんこんにちは
ドゥロワーの山路です。

さて、ここ数日続けてきた某TV局とのやり取りですが、ようやく落ち着きどころを見つけることができました。
お忙しいところ、関係各所に様々な相談をさせていただきましたが、快くアドバイスをいただきましたこと改めてお礼申し上げます。



事の発端は1年ほど前に発生した、とある自転車事故について、何が原因だったのかを究明するための報道番組からのコメント依頼でした。

その事故とは、あるユーザーが海外ブランドのクロスバイクに乗車中に突然転倒し、半身不随になってしまう大事故だったのですが、その原因が自転車そのものにあるのではないか?というユーザー側の主張を検証するというもので、私に依頼があった時点では、ほとんど自転車の不具合に起因する事故であるという見解でまとまりつつあったという極めてネガティブな状態でした。

担当のディレクターの方に、取材の意図と何を視聴者に伝えたいのかを確認させていただいたのですが、私の立場としては、単なるブランドやメーカーへの糾弾になることだけはあってはならないとして、そのような報道へのコメントについてはお断りすることにしていました。

今回、それらのお話を進めていく中では、やはり担当のディレクターさんレベルでは、自転車自体の不具合に起因する事故なのではないか?という強い印象があり、これは慎重にお話をしなければ大変なことになることを予感しましたが、写真やいろいろな資料に目を通させていただくうちに、これまでとは異なる一つの見解を導き出すことができました。

「この事故を発生させた現車はありますか?」

担当のディレクターは驚いていましたが、すぐに現車があるとの事で、報道センター横の小部屋へ。
現車を確認させていただきましたが、1年前の事故ということや、保存状態も決して良いとは言えないこと、不足しているであろう部品も多く、決定的なものは発見することができませんが、恐らくこのユーザーの自損事故ではないか、という非公式な見解をディレクターの方にお伝えしました。

ここでは詳しく記述しませんが、あくまでも想像の域を脱しないという前置きをした上で、何らかの外的要因により突然ユーザーは転倒。
その弾みで「もともと」壊れていた部品がバラバラになったのではないか、という見解です。

そこから話は一気に急展開し、その見解にいたるプロセスを説明していくと、ディレクターを初めとした関係者は一定の理解を示していただくことができました。
私としてはもう少し検証の時間が欲しいので、再度現車を確認させていただいた上で責任ある見解をお伝えしようと思います。

が、今回の取材は自身にとってかなりリスクも伴いますが、スポーツバイクの特性を消費者に知ってもらうという意味においては、マスメディアを通じて発信できる貴重な機会だと考え、取材に反対の方もいらっしゃいましたが思い切ってお受けすることにしました。
来週は、それらの見解について実際に取材にお答えしていきたいと思います。


では、次の引き出しをお楽しみに。
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