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ドゥロワーの引き出し

2010年の区切りの良い年に独立起業いたしました。20年間携わってきた自転車業界で得た知識をフル活用し、次の自転車業界のための人材を育成しようとたくらんでいる「ドゥロワー」の日々を徒然なるままに綴ります。

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漢(おとこ)は黙って・・・

みなさんこんにちは
ドゥロワーの山路です。

今日も、「巷にあふれる~」の時間がやってまいりました。



昨日、とある仕事を終えて、事務所までテクテクと歩いていると、そいつはいらっしゃいました。

「わぉ、Yフレームだ。懐かしいなぁ~」

そう、ご存知の方も多いと思いますが、かつてTREK社がかたくなに作り続けたY型のフレーム。
その名も「Yフレーム」

エレキギターを真横にしたような特徴的なフレームは、アルフィーの高見沢がデザインに関与したとかしないとか・・・

そんなバイクも過去ではダウンヒルバイクとして、「聖地イワタケ」や「富士見」などでも使用された、それはそれは有所正しいバイクでありました。

そんなバイクを久しぶりに見かけたとあっては、「巷にあふれる~」シリーズとは関係なくても、とりあえず一枚は撮っておきたくなるものです。

っていうことで、お言葉に甘えて「カシャ!」
20100621192752.jpg

っん?
おかしくないかい?

ちょっと寄ってみましょう。
20100621192731.jpg

うん、やっぱりおかしいです。
わかります?

本来であれば、リアサスペンションがついているモデルですので、後ろ側のフレームがサスペンションを介して前側に稼働するようにできています。
もちろんこのYフレームも当然そうなっているのですが、うまく稼働させるためには、必ず稼働する部分は何もない状態になっていないといけません。

この自転車を見ると、稼働するための空間はあるのですが、そこにリアのフレームが移動しようとする際、シートピラーが邪魔になってリアフレームが動かない状態になっているのです。

この手のフレームにありがちな落とし穴なんですが、サドル位置を調整するためにシートピラーを下げ過ぎると、シートピラー先端がリアフレームの動作を邪魔してしまうことがあります。

そのため、極端にサドルを下げたい場合は、一般的にシートピラーを短くカットしてしまうことで対応できるのですが、この自転車の場合、見事なまでに完璧にリアフレームの動作を阻害できるよう、絶妙な位置でシートピラーが調整されています。

ですので、こういう結論に至りました。

きっと、このユーザーは動きすぎるサスペンションに嫌気が差して、わざとサドルを低く調整してシートピラー先端でリアフレームの動作をコントロールしたんだ。

と・・・

「べらんめい、ちきしょう。このリアサスペンションってやつは、走るたびにピコピコと動きやがって、邪魔くせぇじゃねぇか!」

ってな具合で、今回の措置に至ったと考察するわけです。
ちなみに、いつもの如く、動作確認をさせていただきましたが、完璧なまでにリアフレームの動作がスポイルされていました!

もはや職人技です!!!

きっと、このユーザーさんは漢気(おとこぎ)溢れる、硬派な方なんじゃないかと思います。
まあ、フレームが壊れて怪我しないよう、まだ見ぬユーザー様のご無事を心よりお祈りします。


では、次の引き出しをお楽しみに。
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| | 2010/06/24 21:21 | |















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